杉原千畝の物語

以前、このブログで「日本人として知っておきたい話」として
杉原千畝のことを書いた。
私のような40代前後の人より、逆に若い人のほうが杉原のことを
知っている人が多いのかもしれない。
というのも、杉原の偉業を知られるようになったのはまだ日が浅いからだ。
中学生の道徳の教科書に杉原の話が載るようになったのは
ここ十数年ではないだろうか。
ユダヤ人の命を助けるために、杉原はビザを書き続けた。
救った命は6000人とも言われる。
杉原のすごいところは、外交官という公務員でありながら、
上司の指示を無視して、自分の立場を顧みることなく、
自分の信念にしたがって行動したことだ。
私をはじめとする小市民は、自分の立場を守ることに日々、
汲々としている。
今年、その杉原の偉業を描いた映画が封切られる。
久しぶりに映画館で見ようと思う。