ドイツに同情

いまドイツが大変なことになっていますね。
シリアからの難民が毎日1万人も流入しているという。
ドイツ人は複雑だ。
難民は人道上の観点から保護し、受け入れなければと思う一方、
社会保障の観点から負担が増大するのではないかと恐れてもいる。
ドイルはEU内でももっとも経済的に発展していて、
お金をもっている。
だから、ギリシャの問題のときも、結局、実質的にドイツが
EUの秩序を保つために負担が多くなる恰好だ。
こうしたことをドイツが受け入れざるをえないのは、
やはり第二次大戦で周辺国に多大な負担を強いてしまった
という負い目があるからなのだろうか。
そのへんをドイツ人に聞いてみたい気がする。
もしそうなのだとしたら、日本人も太平洋戦争のことは
「戦後賠償も済んでいるし、解決済み」とはいえない、
それが世界のスタンダードなのだということになるのかもしれない。