随分と涼しくなってきた。
子どもも風邪をひいたり、体を冷やして体調を悪化させる
といったことが毎年出てくる。
そのため、子どもには風呂から出たらすぐに体をふくように言う。
身体が濡れたまま風に当たると急激に体温が下がる。
風呂上がりに濡れた体のまま扇風機の「強」の風に当たったら、
３０分で気を失うという。低体温症になるからだ。
その点、温泉につかる猿はどうしているのだろうと思う。
雪が降る中、温泉につかっている猿がいる。
彼らは温泉から出たあと、巣というか、ねぐらにもどるのだと
思うが、湯冷めしないのだろうか。
それとも毛皮を着ているから大丈夫なのだろうか。
たぶん、野生の動物だから、濡れた体で少しの風にあたっても
大丈夫なのだろう。
そう考えたら、人間というのはやわな動物なのだなと
思わずにはいられない。
