話題の幅

『家族という病』というタイトルの本が売れている。
家族を美化するのはいかがなものか、という内容らしい。
そこに、「家族の話ばかりする人はつまらない」とコピーが出ていた。
「あ、もしかしたら、オレもそうかも」と思った。
とはいうものの、仕事以外ではごくたまに友人と飲みに行くだけで、
土日はずっと子どもの相手をしている。
一人でどこかに出かけることなどないから、
どうしても子どもの話題か、テレビやネットで見かけた話題になってしまう。
とはいえ、聞かれないかぎり、子どもの話はしない。
相手も話題に困るときぐらしか子どものことを聞いてこない。
子どもがいない人にとって、子どもの話というのは
あまりあえて聞きたい話でもないだろう。
そう考えると、確かに話題は狭まったなあとは思う。
まあ、こういう時期は誰にもあるもので、
もっと自由に遊べる時期になったらいろいろなところに行って、
話題を膨らませたいと思う。