よい癖づけは無形のプレゼント

親はみな、子どもがかわいいからとおもちゃなんかを
買い与えていると思う。
でもうちは高価なプレゼントはできないし、
あまりそれも必要ないと思っている。
みな目に見える、形あるものだけを重視しすぎる。
でも、親から子に与えるものは、物や金銭だけではないはずだ。
たとえば、世の中の常識を授けること。
また、早寝早起きの癖づけは、子どもへの無形のプレゼントだ。
親から授かった常識や人生訓、よい癖づけは、
目に見えないし、おもちゃと違ってその瞬間に子どもを
喜ばせることはできない。
しかし、子どもにとっては長い人生において、貴重な財産となる。
自分の身を振り返ってみれば、そういうものが
ひとつかふたつは思いあたるものがあるのではないか。
私はこれからも無形のプレゼントを
たくさん子どもに授けるつもりだ。