初めての竹馬づくり

長女と次女が通う幼稚園では、
昔ながらの遊びを推奨している。
そのために、親をどんどん巻き込んでいくのが
この幼稚園のやり方なのだが、
今回は子どものために竹馬をつくれという。
聞いたときは、一瞬耳を疑った。
竹馬なんか、ほとんど乗ったこともなければ、
つくったことなんかないに決まっている。
なにしろ、小学2年生のころに出たファミコン
育った世代なのだからね。
とはいえ、子どもに「お父さんはつくれないかんね」
というわけにもいかない。
竹はほどよい長さに切ってあって、
針金か強度のある紐で、足を乗せる部分の木を竹に
しばりつければいいだけのものだ。
しかし、これがそう簡単ではない。
子どもが乗ってもへこたれないように、
しっかりしばりつける必要がある。
のこぎりと針金とペンチを使って
悪戦苦闘すること1時間半。
なんとか形にはなった。
壊れると、持ち帰って直さなければならないらしい。
結構苦労したので、少しは乗れるようになって
ほしいものだ。