新しい政権ができても

6年前の2006年のブログ記事を読み返すと、
安倍政権ができたと書いてある。
本日、内閣が総辞職し、新政権が発足する。
一度、自分の意志で辞職した政治家が
また首相となることに不安を覚える。
安倍、福田内閣が終わってから、私の政治に対する、
不満、不信感は極限に達し、関心は極端に薄れた。
与党となる自民、公明党は、民主党がつくったいろいろな会議の
看板の掛け替えに忙しい。
まるで「民主がつくったもので結果を出すと、
民主の手柄と受け取られかねない」と思っているかのようだ。
これは民主党に政権が移ったときにも行われた。
はっきり言って、どの党の手柄とか国民にはいっさい関係ない。
どの党でも日本をよくしてくれればいいだけ。
なんで、政党同士がこんなにいがみ合うのかなあ。
なんか過去のいやがらせの連鎖で、憎しみ合っているように見える。
政党同士は、企業のように敵対関係になるのは選挙のときだけで、
あとはみんなが協力して、デフレとか不景気といった共通の敵に
立ち向かっていかなきゃいけないでしょう。
同じ方向を向いて戦えよって思う。
メディアも一緒で、気に入らない政治家の粗探ししてる場合じゃない。
政党同士の戦いが、選挙が終わっても続くのを見ていると、
この国の政治はいつまでたっても幼稚な政治しかできないんだな
と思わずにはいられない。
今度の首相はもう、来年の参議院議員選挙について言及している。
呆れることにも飽きたよ。
自分の中のこうした政治観が覆されるのを新政権では期待している。