柿狩り

自宅から徒歩5分のところに東京ドーム0.5個分ぐらいの公園がある。
(面積としての「東京ドーム」は、一個=約46000平方メートル)
 ≒215メートル四方)
そこは広場と遊具二つとベンチが20個ぐらいのものしかない。
あとは雑木林である。
その雑木林の中が、夏の台風で結構太い木も無残に倒れていた。
しばらくして管理の手が入って、周囲の草も刈られた。
草の刈られたところに立ち入って見ると、
一本の大きな柿の木を見つけた。
見上げると、もう柿が鈴なり!
そこで人生初の柿狩りを敢行することにした。
近くの折れた枝の先をY字に折り、柿の付け根に指し込んでぐりんとやる。
すると、柿がポトリと落ちる。
下から見ると大きく見えた柿も手に取ってみると、とっても小さい。
長女がみんなのぶん取るーというので、4個取った。
で、少し置いてから食べてみたら、当たり前だが普通に柿だった。
もっと間引いたら大きく甘い柿になったことだろう。
たぶん、あと100個は木になっている。
人に食べられなければ、カラスなど鳥の餌食となるだろう。
栗の木もあるのだが、先人にすべて持っていかれていた。
来年は栗狩りもせねばなるまい。