基準は「メシが何杯食えるか」

白米が好きな私。
焼き肉でも、石焼ビビンバではなく白米を食らう。
ビールと一緒に白米を食らう。
あれを見ると、「あーもったいない。あれがあったらメシ何杯食えるか」
と思う。
カツサンドのことね。
トンカツをなんで白米で食わないか。
ハンバーガーはまだいい。あれは許す。
でもトンカツをパンなどに挟むのは許せん。
飯を食えよと思う。なにパンに挟んどんねん、と思う。
玉の輿に乗るにもほどがあろう。
なんでこうなったか。
私のパンに対する評価が低いのも一つだが、学生時代にルーツがある。
学生時代は実家から送られてくる米だけが無料でいくらでも食べられた。
そのくせ、学生だからおかずはなかなか増やせなかった。
そのころのクセで、「少ないおかずでどれだけたくさんの白米を食うか」が
いつも私の食事のテーマだった。
だから、カツサンドをみると許せん。
カツサンドを買ってきても、パンを朝食に回して、
トンカツで飯を食うと思う。
トンカツはいわばエース級のピッチャーなのであって、
中継ぎみたいな扱いは許せんのですよ。
世の中には1470円のカツサンドがある。
なにやっとねんと思う。
定食にせいよと思う。
豚に失礼だろって思う。
でも、うまいからたまに食べたくなるのだけど。
もちろん、私が食べるのは380円のカツサンドだが。