3歳になりまして

はやいもので長女が3歳になった。
昔は3歳まで死ぬことが多かったから、
七五三っていうお祝いができたんだそうな。
いままで元気に育ってくれて、いろんなことに感謝であります。
夜泣きとか、離乳食を食べない時期を過ぎたときに思ったのは、
「しんどくっても、終わってみれば、一瞬だったな」
ということです。
いま次女が夜中に起きるので、寝かしつけていますが、
振り返ると、長女のときも同じことをやったのです。
「いまになってみれば、一瞬だった」と思います。
もうお願いしても、長女は抱っこしたまま眠ってなんかくれません。
いないないばあをやっても、笑ってくれません。
いましかできないことなんだなあと思う。
でも、そう思えるようになったのは、長女で経験しているから。
だから、「いつか朝までぐっすり眠るようになる」と思える。
長女のときは、「これがいつまで続くんだ」って思ってましたからね。
それはもう永遠に続くような気がしていた。
いま第一子を育てている方も同じと思います。
でも、しんどいのもいつか終わりがきます。
それはもう絶対にきます。うれしくても悲しくてもきます。
人間って、終わりが見えると、格段に気が楽になるんですよね。
どんなにべったりやっても、世話を焼く期間は生後10年でしょう。
10年もしたら、もうなんでも自分でできるようになる。
ひざにも座ってくれなくなり、お風呂も一人で入るようになる。
それまでせいぜい世話を焼いていこうと思います。