物件購入の価値観

うちのワイフは物件選びでもかなり独特な個性を発揮した。
生来の完璧主義のせいか、ちょっとでも気に入らないことがあると、
どうしてもノリ気にならないようなのだ。
「狭い」
「夜道が暗くて」
などは当たり前だが、
「目の前が墓」
「裏庭が崩れそう」
なんていうのは、ぼくはまったく気にしない(程度にもよるけど)。
まあ、ここまではなんとか理解できないでもない。
一番長く家にいるのは母親なのだから。
でも、「高圧電線が通ってる」というのは理解不能
さらには、


「プロパンガスだと流れ弾が当たったら爆発する」


という理由で、プロパンを拒否したときには笑った。
なんで流れ弾が飛んでくるんだよ・・・。
流れ弾が飛んできそうな治安のほうが問題だよ(笑)
そういうわけで、私たちの場合、意見がなかなか合わなかったが、
「絶対に欲しい条件」「あったらいい条件」「なくてもいい条件」で
それぞれ評価していき、最重要課題を特定していった。
たとえば、「駅が近い」は、私は絶対に欲しい項目だったが、
ワイフは「あったらいい条件」だった。
逆に「広さが80平米以上」は、私は「あったらいい条件」だったが、
ワイフは「絶対に欲しい条件」だった。
こうやって意見のすりあわせをし、双方が折り合える点を探した。
ともあれ、東京で戸建てっていうのは、やっぱりハードルが高いなあ。