「自信があっても一歩前進」
松下幸之助の人生訓じゃあありませんよ。
男性にしかわかんないと思う。
そういうと、ピンと来るでしょう。
男性トイレにたまに貼ってあるアレです。
「一歩前進」や「一歩前へ」なんかは
よく見るケースですが、これは初めて見ました。
この場合の「自信」は何を指すのでしょう。
何のことを言っているのかわからない方のために
ちょっと補足しておきましょうか。
私もまだ年寄りになったことがないのでわからないのですが、
年をとってくると、いわゆる〝勢い〟がなくなってくるそうです。
昔は勢いよく出ていたものが、CMの獅子脅しのごとく、
「チョロチョロ」になってくる。
そうなると、一歩前進しないと、「チョロチョロ」が
床の上に誤爆することになるのです。
だから、「いつまでも自分は若いと思っているけど、
それじゃあ誤爆するよ。自信があっても一歩前へ出なさいね」
と、この貼紙は言っているのである。
誰しも若く元気でありたいもの。
でも、人はそうやって年をとっていくのだ。
自信があるから一歩前進できるのではない、
自信があっても一歩前進するのだ。
深いなあ(そんなわけないか)。