「犬に服」の解釈

私は小型犬が嫌いだが、彼らのことを
かわいそうにな、とも思う。
だって彼らは服を着せられているんだから!
何万年という人間と犬との関係の中で、服を着せられるようになったのは
せいぜいこの20年くらいであろう。
年寄りの犬は服を着させられている同胞を見て、
「ったく、最近の若いもんは!」と思っているに違いない。
着ている本人(本犬)はどう思っているのだろうか。
聞いてみたい気がする。
最初は「雨の散歩でもぬれないように」だったものが、
「いろんなの着せたらかわいいじゃん!」になっていったのだと思う。
あれをどう解釈すればいいか悩む。
案外、小型犬を飼うようになったら、
服着せるようになるかもしんないな。