福袋、このワクワクはなんだ?!

年末年始は妻の体調を考えて長距離の移動は避け、
岡山の実家に帰ることなく、東京で過ごした。
31日と1日は妻の実家へ。
義弟夫婦が息子と娘を連れてやってきていた。
長男は4歳で、長女は7か月。
半年ぶりでも子どもはどんどん変わる。
お年玉をあげたりもらったりして、そのあと
初売りに出かけた。
最近よくある複合ショッピング施設だ。
子どものおもちゃから食料品、お土産までなんでも揃う。
しかしまあなんですね。
今は何でもありますね、福袋が。
服はもちろん、雑貨もあるし、珍しいところでいくと
だしなんてもあった。
健康食品の店が「えいのだし」みたいなのを福袋にしてた。
「だし」の福袋とはこちらの意表をついてくる発想だ。
最近は福袋の中身をだいたいばらしている。
紳士服の福袋だと、ワイシャツ3枚、ネクタイ3本、ハンカチ2枚
8点で1万円というのである。なかなかお得感がある。
その他にもアディダスだのナイキだののスポーツ用品もある。
いろいろな福袋を見ているうちになんだかたのしくなってきた。
買うわけでもないのに、なんだろうこのワクワク感は。
一通り福袋を見てまわって十分楽しんだが、結局、下着だけ買って帰った。
いくら考えてもそのほかにほしいものがないのだ。
ものが売れない時代というのは本当だなあ。
だって、自分自身がほしいものがないのだから。
もの以外のものを売るしかないのかもしれない。
人々がもっと活字を買ってくれると私の仕事も増えるのだがなあ・・・。