自分が持っているもの

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の18


人生は、10段変速の自転車のようなもの。
だれもが、自分がもっているものの大半は使っていないのです。
(byチャールズ・シュルツ


通勤用に6段変則の自転車を買った。
今の時代12段変速とか、24段変速の自転車もある。
「こんなのぜってー使わないよー」と思ったので、
6段変速の自転車にした。
たぶん、1段とか24段とかは使うと思うけど、
9段とか13段とか、21段ぐらいは絶対使わないと思う。
たぶん人間は6つぐらいのことしかイメージできないんだと思う。
本の構成を練るとき、いつもだいたい6章以内の構成にする。
7章、8章となっていても、その構成案を読んだ人は
イメージできないだろうからだ。
1つの章の中の小見出しも6つぐらいにする。
そうすると、ギリギリでイメージがなんとかなる。


それはさておき、自分が持っているものに気づくのはたやすくないもので、
ゴーギャンは画家に専心したのが35歳のときという。
もっと早く自分の才能に気づいていれば、と言ってみたところで栓ない。
自分ももしかしたら10段変速の持ち主かもしれないが、
1段や10段は普段使っているとしても、
たまには4段や8段を使ってみないことには
「あれ? 意外としっくりくるな」ということさえわからない。
気づくためにはいろんな経験をすることですよね。