スポンジを干してみる

今年の夏は東京で過ごしている。
17日からの八ヶ岳旅行に向けて、最後の仕事をまとめている。
学生のころや社会人になりたてのころは、
盆と暮れには必ず帰省していたけど、最近は仕事がバタついていたり、
子どもが生まれたりやなんやらで、帰ったり帰らなかったり。
帰省して生まれ育った場所の風景を見たり、親戚の顔を見たりすると、
なんというか原点に帰れる気がする。
いや、そんなかっこいいものじゃなくて、
何かしらリセットできるものがある。
人はいろんなリセットの仕方を持っている。
多くの人は眠ることであり、スポーツをすることであり、
趣味に没頭することであり、健康ランドに行くことであったり
するかもしれない。
こういうリセットする時間が大事。まあ、気分転換ですね。
スポーツ選手のメンタルマネジメントをする人がいっていました。


競技に対して、スポンジに少し水を含ませられるような
心の状態にしておかなければいけない。
びしょびしょでもいけないし、カラカラでもいけない。


といいます。
びしょびしょだともういいかげんやる気にならない。
カラカラだともうやってもダメだと思ってしまう。
「もうちょっとやりたい」というところで止めておくのがいい
のだそうです。仕事や、他のこともそうかもしれませんね。
打ち込みすぎて、びしょびしょになっている心を
この暑くて熱い日差しで干してみよう。
それがリセットするということなのだと思います。