めがねがお気に入り

私は視力が悪いので、コンタクトレンズとめがねを併用している。
朝、起きぬけのときは、めがねをかける。
最近、娘(6か月)は私のめがねがお気に入りのようである。
おめがねにかなったということであろう。
朝、私の顔を認めると、めがねに手を伸ばす。
おもむろにめがねを取ろうとする。
めがねを渡してあげると、四方八方から眺める。
見て確かめ、触って確かめている。
何を確かめているかはわからない。
そういうときは、何か考え事をしているような顔つきになる。
早くいえば、真顔になる。柄の部分を開いたり閉じたり、
たまに、「うー、うー」といいながら、めがねをいじくり倒す。
「返して! お父さんにちょうだい!」といっても、
まだ意味を理解しないらしく、一心不乱に触っている。
このぐらいの月齢になると、何でも触りたがろうとする。
なんでも触って、なんでもおもちゃにしてしまう。
リモコン、ストロー、ハンカチ、新聞・広告などの紙類……。
いままではガラガラなど単純なおもちゃだったが、
そろそろもう一段上のレベルのおもちゃがご所望なのかもしれない。