久々にテレビドラマ

毎週、「ルーキーズ」というテレビドラマを見ている。
熱血高校教師が、やんちゃくれの高校生たちを野球によって
更生させていくという話。
早い話「スクール・ウォーズ」の野球版である。
私はこういう成長ストーリーは大好きなのです。
でも、テレビドラマは「やまとなでしこ」以来なのであります。
いやー、結構、毎回のように涙です。
「無駄な努力なんてないんだぞ」なんて、セリフ一言で泣けちゃう。
漫画が原作だけど、けっこう野球シーンもちゃんとしているので、
野球経験者もシラけずに観られる。
いま3回まで観たが、主人公の熱血教師の教科はなんなのでしょうか?
昔は空手をやっていたらしいのですが、授業風景がまったくないので、
何の先生なのかわからないです。ま、それはいいですが。


私の場合、いわゆるグレるということがなかったのですが、
そういう人でもこういうストーリーに共感するのはなぜでしょうか。
結局、高校生ぐらいのときなんて、グレてもグレなくても、
不安って同じなんですよね。
一言でいってしまえば、将来に対する不安ですよ。
自分がやりたいことはなんなのか、
やっていることがムダになるんじゃないか、
いまやっていることは、本当にやりたいことなのか、
ということが、すごく不安な年頃なんです。
そういう不安と、十代特有の照れを、ツッぱることで隠すんです。
わかってくれる人がいる人はいいが、わかってくれる人がいないと
さびしくて、問題を起こしてみたりする。
あれなんかはみんな「かまって、かまって」のサインなのでは
ないでしょうかね。
「ルーキーズ」では、まさか甲子園にはいかないでしょうけど、
夏の予選で一回戦突破が目標でいいんじゃないかな。
がんばっても、決勝戦で負けるとか。
それぐらいがリアルでいいのですが、
果たしてどうなるのでしょうか。