ランバダ以来の盛り上がりといってもよかろう。
ウワサのビリーズ・ブートキャンプのビリー氏が昨日来日し、
今朝からテレビ番組に出まくりなのである。
(写真は「とくダネ!」に出演時のもの)
ベッカムはベッカム様、ヨンジュンさんはヨン様、
早稲田の斎藤投手は「ハンカチ王子」で
ゴルフの石川選手は「ハニカミ王子」など、
20代後半30代は「〜様」、10代は「〜王子」と
名付けるのが慣例となっていますが、ビリー氏はなんでしょうか?
「ビリー様」はありえない。
「王子」でもないので、「王様」にしとくか。
「ビリー王様」。言いにくいのでヤメー。
そういうわけで、なんでこのご時勢に彼がブレイクしたのか
そして、なんで自分がこんなにハマったのか考えてみた。
エクササイズの内容がよくできていることは前提としてあるのだが、
それ以上にやはりビリー氏のキャラに魅せられたということがある。
私が最も感銘を受けたのは、
「がんばって続けて」(「keep going!」だったかな)
という言葉。
これをカメラ目線で、しかもあのつぶらな瞳で言う。
こういうのに日本人は慣れていないんだよね。
カメラに向かって強い調子で何かを訴えるのは、
日本ではプロレスラーぐらいでしょう(蝶野選手とかね)。
正面きってこういうことを言われると、日本人はドキッとする。
で、最近、上司にも友だちにも励ましてもらってない日本人は
うれしくなってしまう。泣けてくるという人もいる。
そう、なんかひさしぶりに励ましてもらったという気がするのです。
自分自身、こういう単純な励ましに飢えていたのかもしれないと思う。
王様は20日に来日して、10日間の予定で滞在するらしい。
意外に小柄なビリー氏を拝めるチャンスがあったら
ぜひ生ビリーを堪能したいものです。