京都へ その③宇治と金時とミルク

kakigori of uji milk kintoki

MDなどで使えなくなった単三電池を、テレビの
リモコン用として再利用することに
執念を燃やすそそくさです。
さて、今回も京都のお話。
嵐山でトロッコに乗ったあと、近くの甘味処で一息入れた。
そのとき食べたのが写真の「宇治ミルク金時」である。
カキ氷の最上級者バージョンである。
初心者はイチゴとかレモンを食べてなさいね。
「宇治ミルク金時」は600円する。通常は400円である。
まさに、氷業界のレクサス、カキ氷界のハーゲンダッツである。
というわけで、最上級者バージョンのお姿は
それはそれは神々しいばかりであった。
注文したとき、
宇治金時ミルク……」と言うと、おばちゃんに
「宇治ミルク金時ねッ!」とダメ出しされた。
京都人はそこらへんに厳しい。
京都人はよそ者に厳しいという評価はこういうところにも
如実に現れているのである。
さて、この「宇治」というのは抹茶である。
で、「ミルク」は練乳、「金時」はあずきを指す。
とにかく合いそうなものを全部入れてみました感がよい。
とにかく甘そうなものをどっさり入れてみました的な、
どこか投げやりな感じが好きなのである。
もちろん、「宇治」だけのもあるし、「ミルク」だけ、「金時」
だけのカキ氷もあるのである。
そして、さすが古都・京都では(他にもあるかもしらんけど)
この三つを二つずつ入れることも可能だ。
すなわち、「宇治ミルク」「宇治金時」「ミルク金時」という、
3チーム総当り方式が可能なのである。
しかし、宇治がなぜ抹茶なのか、金時がなぜあずきなのか知らない。
知っている人は教えて下さい。知っていたら必ず教えて下さい。
この日の前日もカキ氷を食べた。
高校球児は二連投、三連投は当たり前だが、
私もカキ氷二連投したので、かなり褒められていいと思う。
胃腸が強い人間として生まれてこなかったので、
生涯にこんな二日間はもう二度とやってこないだろう。