高校生来社!

今日は会社の社長の高校の後輩さんたちが、修学旅行のかたわら
OB訪問をしようということで社に来ました。
私も9時に到着。眠い……。
全国的にも有名な高校で、毎年20人以上東大に合格する
そうです(スゲー)。
今回、来た生徒さんたちは女子5名でした。
京都大学を目指してます、なんて子もいました。
このOB訪問は今年でたしか3回目だったと思うのですが、
毎回、どんなことを話せばいいのかなと考えこんでしまう。
一応、どういう仕事内容かということや、仕事のやりがい、大変さ
魅力などを話しました。
今回は「やりたいこと」「個性」についてちょっと深く話しました。
みんな個性を磨いて、やりたいことを見つけなさいと
周りの大人から言われて育っている。
でも、やりたいことなんてないのが普通だし、個性的な人でなくても
しっかり認められる仕事をしている人がいること、
また、「とりあえずはじめた仕事」で長続きしている人が
意外と多いことも話しました。
あとはどうやって仕事の動機付けをするか、どんなことを
自分の喜びにして仕事をするか、などを話します。
最後のほうになって、「大変なことはなんですか?」と
聞かれたので、「編集者や著者とお金の話で板ばさみになること」
と答えました。
すると、「ペコペコしちゃうものですかね」というんですね。
ぼくの仕事の場合、編集者や著者との関係はペコペコするような
ものではないですね。
もちろん、お願いすることはちゃんとお願いするし、
やってもらうことはちゃんとやってもらう。
でも外からみてペコペコと見えるようなものでも、
こっちは感謝の気持ちや尊敬の気持ちでやっている類のもの
ですから、へりくだっているのではないんです。
こうしたことは、仕事をするようになってはじめて感じることです。
ぼくが今日、話したことをあとになって
「ああ、彼はこのことを言ってたんだな」と
少しでも思い出してもらえれば、それだけでうれしいですね。
午後はディズニーランドに行くそうで、集合時間までに
時間があるらしかったので、「秋葉原に行ってみたら?」と言うと、
「セーラー服だと連れ去られるらしいから……」
と言うから、オジサン苦笑してしまいました。
昨日は六本木ヒルズに行ったんですって。
ぼくらのときは、何もやっていない東京ドームに行って
「ほんとだ、屋根がついてる」って言ってたのにね。