「たのしいのは今だけだ」

結婚適齢期を迎えた人たちは親や周りの大人から
このように言われて日々を過ごす。
恋人がいないと→「誰かいい人はいないのか」
恋人ができると→「今が一番いいときだ」
結婚するとなると→「たのしいのは今だけだ」
どうせえっちゅうねん。
付き合い始めた当初、3年付き合って結婚した年下の夫婦からも
「今が一番いいときですね」と言われたのには閉口した。
君らに言われたくはないわい、と。
たのしいのは今だけだとわかっているのに、
人は結婚を勧めるのです。
たのしくない方向に向かって、人を勧誘しているんです。
そういうことでいいのか。
つらくて、苦しいから、仲間を増やしたくて
しょうがないんでしょうかね。
そしたら、共感しあってなんとかやっていけると。
そういうことかもしれない。
結婚にまつわるネガティブ情報が蔓延している。
けれど、たまに、「結婚っていいものだよ」「してみるといいよ」
と言ってくれる人生の先輩がいる。
自分はどっちかというと、そうしたことを言う側に
まわりたいものだ。