「痛いっすよ」

先日、あるラガーマンと食事をした。
ラグビー好きな私としては、少なからず心躍るものがあった。
社会人でやっている24歳の男性だ。
なんであんな痛いスポーツをやるの?
ケガばっかりするでしょう?
夏は何をやってるの?
など、いろいろ聞きたいことはあったが、それぞれの回答は
「痛いっすよ」
「ケガばっかっすよ」
「夏は合宿っすよ」
というものであった。非常にわかりやすくてよい。
生まれ変わって、185センチ、95キロの大男になれたとしても
ラグビーは絶対にやらない。ネバーやらない。
あれは命を縮めるスポーツだ。
そう思うから、第一線でやっているというだけで尊敬する。
体を酷使するから選手寿命は短い。
彼はあと1、2年で現役生活を終えるつもりだという。
来季は彼の応援に行かねばなるまい。