今年の年末は

私の両親は健在で、兄はすでに結婚して実家を出ており、
息子と娘がいる。私にとっては甥と姪だ。
父親の母親、つまり、私にとってのおばあちゃんが健在で、
あとの祖父母は亡くなった。
年末に帰って、こういう人たちや親戚の人たちと会うけれど、
いつまでこの人たちと会えるのだろうと思う。
この時期になると、自分という人間がどういう人たちの
交わりの中で生まれてきたのかを考えさせられる。
曽祖父母はどういう人たちだったのか、その両親たちは
どういう人たちだったのか。
どこで生まれ、どんな人生を送って、どこで伴侶と出会って
子どもを生んだのだろう。
ともかく、今年は実家に帰って、いつ死ぬかしれない人たちに
挨拶をしてこようと思う。
裏を返せば、こっちがいつ死ぬかわからないからでも
あるのだが。