相対性理論を学ぶ

有名な科学雑誌ニュートン」の別冊で、「相対性理論100周年号」
というのがあったので買ってみた。
何でも相対性理論が確立されて100年が経ったということらしい。
この本、中の図や絵やらがきれいなんですね。
んで、読み進めていってるんですが、わたしのカニ味噌のような
脳にもすんなり入ってくるほど易しく書かれているんですね。
本当の意味で理解したとは到底言えませんが、
この本を読んではっきりしたことがあります。
この世の中に光以外の絶対的なものは存在せず、
確かなものは何もないということ。
いや、一つある。
それは、自分自身の存在だけだということ。
この世の中には主観しか存在しないのだということ。
ということはつまり、確かなものは自分だけだということだ。
このことは、自己中心的に生きるということや、
独善を認めるということではない。
むしろ、まったく逆のことなのだ。
確かなものは自分だけであるからこそ、他者もその人にとって
同じように確かな存在であり、かけがえのないものなのだ。
相対性理論は、本当は生き方を諭す、生き方論なのではないかと
思ったりしている。