夜の帳 

「夜の帳(とばり)」が落ちて……。
しばしばこのような表現を使う紳士淑女の方は多いと思う。
突然、この「帳」ってなんだろうと疑問に思った。
広辞苑 第四版」によると、
「室内に垂れさげて、室内を隔てるのに用いる布帛」とある。
で、実際にどのようなモノを差すのか、ネットで検索して
みるが、これがなかなかない。
昔のカーテンのようなものと考えてよいだろうか。
蚊帳(かや)というものがあるが、これも帳の字が使われている
から、そのようなものとイメージできる。
淑女のみなさんは、「お姫様ベッド」に垂れ下がっている布を
イメージしてもらえるとわかりやすいだろう。
ま、それだけの話なのだが。