2005-04-28 新聞の投書 ぼくは新聞の投書欄を熱心に読む。 そこには市井の人々の素直な実感があるからだ。 でも、ある全国紙は、編集者の社会への不満を代弁するような 内容のものばかりで辟易する。 よくあるのは「最近の若いものは…」とか、 「誰でも疑うさびしい世の中だ」というようなものだ。 世の中を嘆くようなものでなく、もっと「日々の多忙で 忘れていた何かを取り戻した」とか、 「他人に指摘されて初めて、そのことに気がついた」とか、 そういうような話が読みたい。