ラブ・アクチュアリー 

オムニバス形式かと思いきや、最後にさまざまな
恋愛ストーリーがひとつにまとまっていくさまが秀逸。
素直なストーリーで単純にたのしめた。
登場人物もけっこう豪華。ヒューグラントが
英国首相を演じるなんぞはなかなかとんちがきいている。
若手映像作家が「どんな人でもその人の人生を映画にする
ことはできると思う」と語っていた。
それだけ人の一生にはドラマがあるということが
言いたいのだと思う。
それと同じように、この恋愛映画はどれもそれほど
目新しいものではないのだけれど、どこにでも
転がっていそうな話だけに、共感をよぶものになっていて、
いいものを観たという気になる。