2004-11-24 東京物語 親子愛と郷愁の映画。 親子って、どこまで行ってもぬぐいきれない甘えと照れ が双方にあるものだと思う。 この映画の親子関係は見ていて非常にリアリティーがある。 人が死んだときの人々の反応もすごくよく描かれていて 小津安二郎監督の人間への洞察の深さに感嘆 させられてしまうことしかりだった。 自分も東京にいて田舎に両親がいることを 考えると、他人ごととは思えない気がして、 とても印象に残った1本であった。