東京物語

親子愛と郷愁の映画。
親子って、どこまで行ってもぬぐいきれない甘えと照れ
が双方にあるものだと思う。
この映画の親子関係は見ていて非常にリアリティーがある。
人が死んだときの人々の反応もすごくよく描かれていて
小津安二郎監督の人間への洞察の深さに感嘆
させられてしまうことしかりだった。
自分も東京にいて田舎に両親がいることを
考えると、他人ごととは思えない気がして、
とても印象に残った1本であった。