書類の山

うずたかく積み上げられた書類の山。
私の仕事場のデスクにはそんなものがある。
昔よくマンガとか安っぽいドラマで、忙しいサラリーマンが
同じようにデスクの書類の山にうずもれている画があった。
自分が仕事をはじめるまでは「そんなわけあるかい!」
と思っていたのだが、気がつくと自分もそうなっている。
あれって本当なんですね。
ペーパーレスになりつつあるといっても、私が仕事する業界では
紙がないとはじまらない。
それで書類が山になるわけだが、どうしてもこの紙の束が必要
とは思えない。どうにかしてこの紙の束を減らすことができないか。
たぶんできると思う。
ほとんどの紙は数秒もしくは、コンマ何秒か見ただけで、
それきり活用されることはない。
でも、それが必要なのですよ、今のところは。
紙の質にもよるが、1センチの紙の束で大体100枚になる。
A4の紙100枚にどれくらいの樹木が必要なのだろう。
私が使っている鍋敷きの板切れぐらいが必要なのだろうか。
自分が紙を節約したら、中国やアマゾンの森林の中の木の
1本や2本は切られずに済むのだろうか。
どれだけ節約したら、どれだけの効果が生まれるのか。
そこがわかったらもっと環境を考えようと思うんだけどな。