あるネットサイトに、増えるワカメはおなかの中でも
増え続けるという話が載っていた。
その人はおなかが空いたので、なんかないかと、増えるワカメを
スナック菓子のようにバリバリ食べてたんだそうな。
そしたら、あら、大変。
腹が割れんばかりに、ワカメが増えてしまい、
ノドから溢れるぐらいに、腹いっぱいに
なって死ぬ一歩手前まで行ったという。
死にそうになって、三途の川を渡って向こう岸にある
ミニストップでソフトクリームを食べて帰ってきた
とは書いてなかったが、それほど苦しんだというのだ。
これまで人類は、「腹に入ったら同じだ」といって、
生きるためにさまざまなものを食べてきた。
のど元過ぎれば熱さを忘れるという言葉もある。
だが、この増えるワカメだけは例外だったようだ。
確かに、増えるワカメは油断すると、
大変な量にまで膨張する。
たぶん胃液で消化される前に、水分を含んで
ワカメが増えたため、彼は苦しんだのだろう。
これを友人に話したところ、
「そんなわけあるかい！」
と言われたが、うまいものには目がないその友人に
今度試してもらおうと思っている。
