地図が読めない女はいない?

先日、テレビを見ていたら、男脳、女脳の
根拠なんてないんだという話をしていた。
男は地図が読めるが、女はそうでないとか。
それは実は男性9人、女性5人という、すごく少ない
サンプル数で導きだされた結論が独り歩きした
結果なのだそう。
つまり、男性が女性を連れ立って歩くとき、
男性が地図を見て先導するほうが多いような社会では
この傾向が強まるということなんだろう。
「慣れ」みたいなものなのだろうと思う。
私はこの「慣れ」というのが、能力と思われている
部分の大半なのではないかと思っている。
才能というと、もって生まれたものという印象になるが、
それは、そのことが好きかどうかだけであって、
ほとんど能力に差などないと思っている。
生まれ持ったものはたぶん1割ぐらいで
あとの9割は慣れだと思う。
そして、この「慣れ」のために必要なのが努力だと思っている。
努力とは数をこなすことだ。
好きであれば努力でき、「慣れる」ことができる。
そう考えたら、数をこなすことができる、
つまり数多くやっても飽きないものを見つけるのが
いかに大事かということになるのだ。