最近、長女が「鬼束ちひろ」にハマっているのである。
私が車の中で聞いていたのを、一緒になって聞いて、
気に入ったのだそうだ。
アルバム「剣と楓」を聞かせろとうるさい。
鬼束ちひろといえば、短期間で容姿が激変したり、
突飛な発言をしたり、何かやばいものが憑依したような
歌う姿で、変に話題になったりする人なのだが、
曲は普通にいいのである。
だから、先入観のない子どもは素直にいいものはいいと反応できる。
それにしても、鬼束ちひろが好きな小３ってねえ……。
この春から小４になる長女だが、音楽に興味があるみたいだ。
それは何か楽器をやりたいということではなく、
いろんな音楽を聴いてみたいという感じ。
私も小５ぐらいから音楽に興味をもったと記憶している。
最初は、テレビのアニメから流れる主題歌を
カセットテープに録音したものだ。
「これから録音するから、静かにしてよ！」
と母親に注意して、テレビから流れる歌をアナログ録音する。
母親が物音を立てたり、「ご飯よー」なんてやるので、
来週まで待たないといけなかったりする。
懐かしい思い出だ。
