月刊誌の仕事をしていてよく依頼があるのが、
格差、宗教、婚活をキーワードとするものだ。
婚活でいえば、最近は企業が社員の婚活をサポートすることもあるそう。
昔は隆盛だった社内結婚が減ってきて、出会いがないとのことで、
婚期が遅れがちになることから、企業が危機感を感じているのだろうか。
取材して思うのは、こういう類の社員への支援は
やっぱり大企業のほうが充実しているということ。
給料以外の面での環境がかなり違う。
だけど、大企業は大企業で息苦しい面がある。
昔の職場はもっとゆるやかで、「彼氏いるの？」とか、
「まだ結婚しないの？」なんてことを気軽に話し合えたものだが、
大企業ほどコンプライアンスとやらが厳しくて、
そういう話を持ち出しにくいようなのだ。
昔みたいに、昼休みにみんなでバレーボールをするのがいいかどうかは
別にして、今の職場はちょっとドライになりすぎたかなと思う。
もちろん、ある一定の年齢に達した女性を気づかうのは当たり前だけど、
プライベートな話がいっさいできない職場というのもいかがなものか。
機械もハンドルも遊びが大事とかいうけど、本当だなと。
職場にもっと遊び心があるといいのになあ。
