自作の人生ゲームで遊ぶ

栃木から帰省してきている義弟夫婦と、妻の川崎の実家で過ごした。
総勢10名ともなると、大変なにぎわいとなる。
来年は11人になると思うと、今からたのしみだ。
妻の甥っ子は、この春から小学2年生になる。
その子と我が家の長女(5歳)のために、人生ゲームを制作した。
昔、一人暮らしをしていたとき、友人を家に招待したときのために、
「人生ゲーム」(当時、タカラ社。現在、タカラトミー
を買ったのだが、そのボードの上に段ボールで
自作のすごろくボードを載せたものだ。
だから、「人生ゲーム」のルーレットのみを使用する。
最近は、テレビゲーム、スマホ向けアプリでも遊べるみたいだが、
元祖人生ゲームの魅力は、私からすると、実際に手を動かすことにある。
ルーレットを回し、コマを動かし、人間の棒を指し、
お金の札束を数える……、そういう実際のモノを動かし、
「人生」の実感を得ることにある。
だから、画面で人生ゲームをやったってなんもおもしろくない。
ということで、自分で200ぐらいのマスを考えた。
テーマは「大家族」。
子どもがバンバン生まれる。
3つ子、4つ子は当たり前。
それに、友だちが増えたり減ったりする。
さらに、犬、猫、鳥といったペットが増えたりする。
お金のやり取りはいっさいなし。
子ども1人につき2ポイント、友だち、ペットは1ポイントと
して換算し、ポイントの多い人が勝ちだ。
だから、先にゴールしても何も特典はない。
「人生はお金じゃない。仲間をいかに増やすかだ」という哲学があるのだ!
案の定、長女と甥っ子はかなりくいついてきた。
特に甥っ子は楽しんだらしく、次の日もやりたいとせがんできた。
やってみたら、最終的に15人家族になったりした。
4人以上でやるとなると、「人棒」が足りなくなりそうだ。
次は「スローライフ」版をつくってみたいと思う。