「検察が証拠を捏造するなんて・・・」
と誰もが思うかもしれない。
でも、私もある取材で、そういう話を聞いたことがある。
犯人に１００％間違いないのだが、自白では有罪が勝ち取れないとき、
検察が証拠を捏造することがあるというのだ。
多くは明るみにでないけれど、人間がやることだから、
出世欲などが絡むとそうしたこともないとはいえないだろう。
子どものころは、警察や検察、弁護士、裁判官といった人たちは
正義を守っている人たちで悪人はいないのだと思っていた。
でも、素晴らしい仕事をしている人の一方で、
極めて少数ではあるが、勇み足をする人も出てくる。
そういうことを知ることが、大人になるということなのかもしれない。
