やった! 勝った!

1−0での歴史的勝利です。
サッカーワールドカップで代表がやってくれましたね。
カメルーン相手に、ほとんどらしいサッカーをさせませんでした。
守備陣も集中してがんばったし、点を決めた本田もたいしたもの。
印象に残ったのは、大久保と松井のがむしゃらながんばりでした。
前線で執拗に相手を追廻し、何度もボールを奪っていました。
後半途中でつぶれてしまうほど、走り回ってました。
これまで見られなかった勝利への執念が見えましたね。
あと、うなったのは岡田監督の采配。
後半10分過ぎに松井に替えて岡崎を投入。
カメルーンが前のめりになって空いたスペースを
スピードのある岡崎で突こうという意図が見えました。
岡崎は守備の意識が高いようだったので、
「あわよくば1点を取る」という風に見えました。
そして残り20分となってカメルーンがパワープレーに出てきたら、
大久保に替えて矢野を投入。
前線へのボールの供給を防ぐ意図が見えました。
さらに、カメルーンがパワープレーを諦めてつないできたときには、
長谷部に替えて中盤の守備的な選手である稲本を起用。
矢野の投入から稲本の起用にかけては
「このまま1−0で逃げ切るんだ」という明確な意図があり、
それが選手にもしっかり伝わっていたようでした。
過去に同じような状況で手痛い敗戦を喫していますが、
それを今回のような形で生かせるなら、
負けるのも意味があったと思えます。
惨敗ムードから一転してグループリーグ突破だ、ベスト8だという
雰囲気になったのは、なんだか首相の支持率と同じように感じますが、
ともあれ、リーグ戦残り2試合を今日のような姿勢で
戦ってほしいと思います。