「こんなに味濃いの?」

奥さんの妊娠中、妊娠中毒症になりかけたことがあった。
なんだかよくわからないが、塩分を取りすぎだというのだ。
病院でそういう診断が下されてから、
家庭での料理も減塩食になった。
そのおり、外食をすることがあった。
餃子を前面に出した店舗展開で、行列ができるほどの盛況と
なっている例の外食チェーン店である。
そのある店舗でチャーハンを頼んだ。
舌がちょっとピリリとするくらいしょっぱい。
「こんなに味濃かったっけ?」とわが舌を疑った。
結局、白米を混ぜて、無理やり薄味チャーハンに改造して食べた。
前は「これぐらいがちょうどいい」と思っていたのに、
慣れれば慣れるものなのですね。
それ以降、外食での塩分が気になりはじめた。
外食ってかなりの塩分を使っているんですね。
焼き鳥屋さんなんか、焼く前の職人を見てごらんなさいな。
塩の振り方が尋常じゃない。
「これからはタレにしよう」と思わず思ってしまうほどなのだ。
こんな外食ばかり食べてたら、そりゃ高血圧になるわな。
安い外食店は素材のレベルが落ちるため、
濃い味付けになっているんだろう。
外食のお店を利用しないわけにはいかないので、
こういう店に行った次の日は自分でつくるとか、
ちょっと考えないと健康を損ねてしまうので気をつけたいですね。