弁当箱を洗うのはエライか

節約志向のため、弁当を自分でつくって持参する
「弁当男子」が増えているという。
私は自分でつくるわけではないが、細君のつくった弁当を持参する。
職場の50代が、本気かどうか、冷やかしかそうでないか
定かではないがうらやましがる。
そういうとき、私は照れもあって
「でも、基本的に前日の夕飯と同じメニューですよ」というと、
「そんなのは当たり前だ! 贅沢いっちゃいかん!」という。
でも、「弁当箱は洗って持って帰りますけど」というと、
「あ、それならいらね〜や!」だって。


え〜、そうなんだ!?
夕飯のメニューと同じなのは許せて、弁当箱を洗うのは嫌なんだね。
「弁当箱洗うなんてエライ!」というのである。
そこでまた「えー!」である。どこがエライの?って思う。
50代の人たちって、流し台に立つのが、
何か「悲しい男の象徴」みたいに思うのかな〜。
貧乏だった独り暮らし時代を思い出すから嫌なのかな〜。
こういう人って、奥さんが先に逝ったらすぐに死んじゃうタイプだよね。
私とは感覚が違うので驚いたり、笑ったりすることもしばしば。
世代によって感覚ってかなり違いますよね。
ぼくの場合、「弁当男子」はギリギリわかる範囲かな。