雲上の湯―八ヶ岳後編 

「雲上の湯」への道

今回八ヶ岳に行った目的は、「雲上の湯」という、日本最高地にある
温泉に行くことでした。
なんたって2150メートルもあるんです。
2150メートルといえば、東京タワー6個分ぐらいに相当する。
そんなところにあるから、車で近いところまで行って、
2時間登山しなければならない。
2時間坂を上るんです。スローピングどころの騒ぎじゃない。
もうね、歩けど歩けど、まったくゴールが見えない。
最初の30分歩いたところで、この合宿を企画した自分を呪った。
ところが、30分歩いたら、息のはずみ具合が落ち着いてきた。
30分に一度、休憩して、一歩一歩上っていった。
そしたらついに、「日本最高地の野天風呂」の看板が見えてきた!
そして、ついについに、写真の先に露店風呂がお目見えしてきたんです。
いやー、これすんごいところに風呂桶つくってますね。
斜面の途中にあるんですよ。野天風呂だから、屋根はない。
脱衣場もへったくれもあったもんじゃない。
ただ、お座なりの木の柵があるだけ。
「そこらですっ裸になって、勝手に入ってね」方式なのだ。
入ってみたら……。
写真はまた別の機会に公開します。
そのときに感想も書くことにします。
百聞は一見にしかず。
一度、行ってみることをオススメします。