緑を増やして

河口湖に行ったら、もう全然東京と気温が違うのですね。
紅葉を見にいったのだけど、寒い寒い。
私の友人に神奈川県の西のほうに住んでいる人が
いるのだけど、その人も、もうかなり前にコタツを出したという。
一方そのころ東京都心は誰もコートなんかしてやしない。
流行先取りを気取っている若いおねえさんたちが
マフラーをしているのがせいぜいといったところだ。
山は本当に寒いのですよ。
夏はヒートアイランドで暑くて、冬は暖冬。
これが東京都心の真実だ。
だが、私の自宅(多摩地区)になると、
夏でも都心より3〜5度ほど気温が違う。
ほんの20キロほどしか離れていないというのにだ。
多摩地区にはまだまだ緑が多い。緑のおかげで
気温が低くなっているのは間違いない。
これは地球温暖化レベルの話ではない。ヒートアイランドレベルの話だ。
だが、根底は同じだ。
都心にも緑を増やせばヒートアイランドが防げるとして
ビルの上にプラントを置く、屋上緑化計画なるものもある。
都心にもっと緑が必要だ。
一時、山手線を地下化して、現在の線路上をビジネス用地にする案
があったという。そんなことをやめて、やるなら緑にしたらどうか。
そしたら、ちっとは涼しくなると思うんだけどな。