メディアが言わないこと 

今年は空梅雨ではあったが、7月に入って日本各地で水害が発生している。

昔は地震、雷、火事、オヤジが怖いものだったが、

今は地震、洪水、火事、雷ではないかな。

数年に一度は数十人が亡くなる水害が起こる。

これは地球温暖化が原因という説が有力らしい。

気温が上がると水蒸気も増えるので、積乱雲が発達しやすく、

多量の雨や異常気象をもたらすというのだ。

もうひとつ、これはメディアではなかなか出てこない論調なのだが、

「住んではいけない場所にまで住宅街が入り込んだ」

というのも有力らしい。

これは防災に関する研究者の間では常識らしい。

利便性とか経済性みたいなものを優先し、

昔、川だったような場所も住宅地にしている。

不動産会社と住宅会社が結託し、危ないとわかっていても

土地を開発し、家をつくって売ってきた。

こういう話はメディアにはなかなか載らない。

すでに住んでいる人は容易に引っ越せないし、地価が下がるからだ。

メディアが言えるのは、良く土地の特性を調べてから家を買おうね、

それぐらいのこと。

この意味をよく考えて、家は購入してほしい。