なぜ印象に残る看板 

「新手のマーケティング手法だな」って思った。

八王子市を中心にいくつも歯科医院を展開している

きぬた歯科のことだ。

多摩地区に住む人にとって「きぬた歯科」とその看板は

セットで思い出される対象だろう。

だいたい看板が「きぬた歯科」「インプラント」の文字とともに

院長らしき中年男性の顔写真。

多くの人が「誰やねん!」とつっこみたくなる。

さしてイケメンでもなく、さして特徴ある顔でもない。

コワそうでもなく、とりわけ優しそうでもない。

そういう顔写真がデカデカと看板になっている。

「どういうこと?」という脳の変な箇所を使わせる看板なのだ。

でも、なぜか印象に残っている。

マーケティング的にあれはどういう意図をもっているのか。

もしかしたら最新のマーケティング理論によるものなのかも。