2042年問題とは

2042年問題という言葉が出回るようになっている。
この年の前後、日本は最大のピンチになるというのだ。
というのも、高齢者人口が4000万人とピークに達するからだ。
その前の危機が2025年問題だ。
これはボリュームの大きい団塊世代後期高齢者になるので、
医療費がたくさんかかるようになるからというのだ。
2042年は、その団塊世代の子どもたち、
いわゆる団塊ジュニアが60代後半から70代になるころだ。
年金など、社会保険費がめちゃくちゃに増える。
なのに、働く世代は少なくなる。
私も25年後は67歳。
立派な高齢者だ。
このとき、日本の財政はどうなっているのだろう。
いま日本の借金は1000兆円になると言われている。
これはどこかで減らしていかなければならない。
永遠に増え続けさせることはできない。
それがいつなのかが問題だ。
みんな自分の世代だけはやめてくれと思っている。
でも、やるなら今だろう。
子や孫の世代に借金をつけまわし、
彼らに保険料をたくさん払わせるようなことになれば、
結婚・出産ができなくなり、本当に日本人はいなくなってしまう。