不世出のラガーマン

不世出のラガーマン平尾誠二が逝った。
そう言えば、昨年のワールドカップの時も
あまりメディアで姿を見なかった。
こんなことになっていたとは。
53歳だから、がんとか何かの病気なのだろう。
余りの突然のことに間違いではないかと思った。
いろいろとメディアに登場していたので、
記事はよく読んだことがある。
なかでも一番印象に残っているのは、
「外的動機ではなくて、内的動機が大事」という話だ。
外的動機というのは、誰かに言われたからやる、
怒られるからやる、というような、自分以外の要因で
やる気になることをいう。
一方で内的動機というのは、自分がやりたいからやる
というように、自分の内なる動機のことをいう。
外的動機から始まって内的動機が沸き起こることもあるが、
最終的には内的動機がないと、一流まで行けないということ
なのだろう。
氏の言葉はビジネスにもまったく通用するところがあり、
いろんなビジネス誌にも登場した。
努力を見せる人ではなかったようだが、
ラグビーの鍛錬にしろ、勉強にしろ、相当な努力の人だった
に違いない。
彼の遺志を受け継いで、2019年のワールドカップ
日本代表は躍進を見せないといけないね。