地ビールがブームとか

いま地ビールがブームなんだとか。
岡山で有名になったパン屋さんも山陰に移って
地ビールに開発にいそしんでいるらしい。
タルマーリーというパン屋さんなのだが、
自家製天然酵母をつくってパンをつくっていた。
その酵母を今度はビールにしようというのだ。
こういうのが日本全国でできているみたいだね。
こうしたトレンドの背景には、
消費者が規格大量生産に嫌気がさしたからではないかと
私は思っているんだよね。
日々、食べたり、飲んだりするものって、だいたい決まってきて、
いつも同じだとおもしろくないなって思う。
季節とか風土でおいしいものって違うのに、
どこにいってもだいたい同じものが出てくるしね。
もちろん、規格大量生産品より値が張るわけだけど、
ビールなんてたくさん飲むわけじゃないから、
地ビールのんだっていいんだよね。
規格大量生産品でない、ハンドメイドのものが売れるには、
そこにストーリーがないといけない。
単に、自分ちでつくってみました、では売れない。
商品をつくるだけじゃなく、そこを伝える努力が必要。
これは本づくりにもまったく言えることだなあ。