一日3,4時間労働

いまリゲインっていう、ドリンク剤のCMやってるでしょう。
その内容が、「3,4時間働けますか?」ってやつだ。
ある年齢以上の人だと、昔のリゲインのCMで、
「24時間働けますか?」とやっていたのを知っているので、
このパロディーが通用するんだけど、それを知らない若い世代は
どう思うんだろうか。
「え、3,4時間でいいの?」ってなもんだろうか。
「24時間働けますか」が意味を持ったのは、バブルの時代だったから。
みんなが浮かれている時代に、もっと働けよという意味があった。
でも、いま「24時間働けますか?」ってやったら、
過労死を助長するなんて、お堅い団体からクレームが来そうだ。
いま長時間労働が常態化しているから、「3,4時間働けますか?」が
意味を持つわけだね。
「3、4時間働けばいいじゃないか」と言っているわけだ。
そんなにがんばらなくても、ドリンク剤でも飲んで休んでね、と。
実際、3,4時間の労働で食っていける仕事は少ない。
でも、月10万でいいなら可能かもしれないね。
一人暮らしならそれもできるだろう。
今は家賃がどんどん下がっているからね。
あと、親と同居している独身者も可能だ。
私もいつも仕事が終わるのは夜10時だという周囲の友人には、
もっと早く仕事を終えるようにしたほうがいいと意見している。
そうしないと、効率が上がらないしね。
もっとも、企画するのが仕事の人は、そもそも寝ている時間は
全部仕事のようなもの。
どんなときでも企画のことを考えているからね。
だからこそ、仕事で机に向かう時間を減らし、
別の時間に充てた方がいいと思うのだ。
しかしまあ、一日3,4時間の仕事ってのは理想だなあ。