トップリーグ開幕!

今年もラグビーシーズンの幕開けです。
社会人ラグビーである、トップリーグが14チームで開催されます。
今日から総当りリーグ戦で戦います。
プロ化に向けて、2019年のW杯開催に向けて、
盛り上がりを期待します。


私のラグビー観戦を語るうえで欠かせない二つのゲームがあります。
そもそも私がラグビーを見始めたのは大学時代でした。
母校・帝京大学がなかなか強かったせいもあって、
在学中に2,3回観に行った覚えがあります。
ただ、そのときは体がガツガツ当る迫力には魅力を感じましたが、
ルールもあまりよくわかっておらず、本当におもしろいとは
思えませんでした。
おもしろいと思えるようになったきっかけのひとつは、
2002年1月、大学ラグビー選手権大会決勝でのこと。
関東学院大早稲田大学の試合でした。
どちらを応援するともなく、観にいったのですが、
予想通り最後まで1トライ差の接戦となりました。
21−16と関東リードでロスタイム。
最後、早稲田の選手がライン際を疾走、トライまであと2,3メートル
というところまで迫ります。
トライを取れば同点、ゴールも決まれば逆転です。
観客も総立ちです。
しかし、関東の選手も必死のディフェンス。ラインの外へ押し出し、
その瞬間、ノーサイドとなり、関東の優勝となったのでした。


もうひとつは、2003年10月に行われた第5回ワールドカップです。
スコットランドの敗戦のあとの2試合目。
強豪フランスと対戦します。
この時点でかなり実力差はあると思われていたのですが、
ジャパンの選手たちのタックルのすさまじかったこと。
蹴散らされてもなぎ倒されても、低く低く、相手のどてッ腹に
突き刺さるタックルで食い下がります。
一時は優勝も狙える相手に1点差にまで追い上げます。
結局、自力に勝るフランスが51−29で勝ちましたが、
もうほんと涙が出るような、鬼気迫る戦いでありました。


これらの試合から私のラグビー観戦熱は上がっていきました。
2006年にサントリーのビール工場の近くに引っ越してからは
サントリーを応援するようになりました。
毎年、社会人、大学をあわせて5,6試合観にいきます。
ラグビーには魂とか根性とか、普段忘れている熱さを
思い出させてくれるものがあります。
今年もたくさん観にいくぞ!