レッド・クリフ Part1

いま「レッド・クリフ」のPart2が劇場公開されているので、
Part1をDVDで観ました。
三国志」における「赤壁の戦い」を描いた映画です。
三国志だけに勢力が三つで、武将が4,5人だからすごくわかりやすく
できていて、ぼくでも十分たのしめました。
吉川英治の小説や、横山光輝の漫画などで、三国志を通して鑑賞した
ことはなかったのですが、なるほど魅力的な話です。
武将としての魅力を誇張するためのエピソードをうまく取り込み、
人物像をはっきりさせています。
そして、わかりにくい要素は思い切って排除し、
AとBが組んで、Cからの攻めに立ち向かうという
大変わかりやすい構図に集約しています。
大河的長編物語を制作者の意図で大胆に編んでいて、
この類の作品のお手本だと思いました。
日本からは金城武中村獅童が出てましたね。
中村獅童は戦う人を演じたら、ものすごい存在感を出しますね。
ともあれ、映画館に後編を観にいっていいかもと
思わせる内容でよかったです。