「強さ」の時代

常識はずれはしない、常識やぶりをする。
流行遅れにはなっても、時代遅れにはならない
がモットーのそそくさです。


いま出版業界を見渡してみると、「癒し」のステージは抜けて
次のステージに入ったということのようですね。
んで、次のステージは何か?
それは「強さ」です。
タイトルを見ていると、「癒し」じゃなく、「強さ」を求めている。
景気がよかった昨年までは癒しでもやっていけてた。
でも、年が明けたら不況風が吹き、癒している場合じゃなくなってきた
ということなんだろうな。
出版物のタイトルにはトレンドっていうのがあって、
同じ系統のタイトルが並ぶんですよね。
なんでも「壁」や「品格」をつけるやり方もあれば、
「なぜ〜なのか」って方式のタイトルも多かった時期があった。
いまは「〜しなさい」ってのが出てきた。
強く言われたいんですね。自信持って勧めてくださいよ、みたいなね。
「強さの時代」がいつまで続くのか。
次にはどんな時代がくるのか。
そういう目をもつのは、ライターとしても大事なことなのです。